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桜が咲いたかと思えば、東京ではあっという間に散り始めましたね。
イメージナビのある札幌ではまだ桜は咲いていませんが、季節の移ろいを感じます。
そこで今回は、
季節を先取りして夏ならではの広告をテーマにAB案を作成しました。
今回のターゲットは10〜20代の男女、ファッションビルのサマーセール広告という設定です。
世に出回っているサマーセールのWeb広告は、大きく分けると2つに分類できます。1つ目は空や海などをモチーフにした、
「青くて夏のイメージを重視したもの」、2つ目は王道の赤ベタを使ったものやスイカをモチーフにした、
「赤くて印象的なもの」です。
サマーセールの広告の場合は、どちらがより関心を引くのでしょうか。
今回は色に注目して、フォントや文字色が同じという条件のもと、背景の画像だけを比べてみたいと思います。
今回も、直観で気になった方にご投票ください。
A案は青色を基調に、夏らしく水着をモチーフにした案です。
夏のイメージカラーといえば、
鮮やかな色・さわやかな青色。
色彩心理学的には、
青は「鎮静色」であり、感情を落ち着かせる効果があります。しかし、
海を連想させる青は夏にはぴったりなイメージです。
また、夏の風物詩といえば、
海やプールが連想されますよね。そこで、今回は水着をモチーフにしました。青色と夏のアイテムを掛け合わせて、
より夏のイメージを強くした案になっています。
今回はベタ塗りの画像素材を使っていることから、書体は幾何学的で情報がそぎ落とされたものを合わせました。
B案は赤色を基調に、こちらも
夏らしくスイカをモチーフにした案です。
赤は「興奮色」であり、心拍数を上げる効果があります。また、
目を引き関心を集める「誘目性」が高いことから、カラーコーンなどにもよく使われていますよね。また、赤色は「膨張色」であるため、「後退色」の青色と比べるとより
目の前に飛び出して見える効果があります。
今までは写真素材をメインに広告案を作成していましたが、イメージナビではベクター素材も多数取り扱っております。
ベクター素材は
コチラ からどうぞ。
第19回投票の結果はこのようになりました。
わずかですが、女性モデルの方が多い結果となりました。女性モデルにすると印象がやわらかくなることから、人気が高くなったのではないかと思います。しかし、A・B案の票差が少なく、いい勝負でした。B案は服装や身なりがかっちりしているものの、表情がやや柔らかいことから好印象が持てたのだと思います。
ビジネス系の写真でも、モデルや服装、表情のバリエーションが異なるものを豊富に取り揃えていますので、この機会にぜひご覧ください。