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広告業界では、しばしば
「子供・女性・動物」と挙げられることがあります。いずれも「読者・視聴者からのリアクションが良いモチーフ」と言われているのは、ご存知の方も多いでしょう。イメージナビで持つ実績においても、この3つはやはり他の被写体に比べよく売れ、よく押されるということが分かっています。
勿論時代によってユーザーから選ばれるものは変化していきますが、今のところはまだまだ変わらず支持されているこれらの要素を使って、
「女性」と「子供」だとどちらが好まれるか?をテストしてみたいと思います。
テーマとしては動物を中心に据え、
「ペットの終生飼育」に焦点を当ててみました。殺処分ゼロを掲げる自治体は増え、熊本市など実際に達成した地域もありますが、まだまだ年間8万頭以上が殺処分されているそうです。ペットと暮らす生活の楽しさと重みの両方に想いを馳せつつ、投票していただければ幸いです。
序文の通り今回は「女性」と「子供」という被写体の違いにフォーカスしました。構図や雰囲気になるべく似るよう素材をセレクトしていますので、印象の違いを比べてみてください。
A案は女性モデルのうちでも特に好まれる(あるいは期待される)
「綺麗」「整っている」といったイメージを強調しています。手前がボケた構図や色鮮やかで豊かな緑、おしゃれなロケーションなど、丁寧に作りこまれた美しさを活かしました。
コピーも女性とペットの関係性をイメージして、B案とは異なる言葉にしています。
B案は「自然体」をテーマに作成しました。使用した素材はご自身のお子さんとワンちゃんを撮られている作家さん(
村上 錠さん)のもので、
お散歩中の飾らない瞬間を捉えています。
ぴしっと胸を張った柴犬の立ち姿に合わせて、コピーには「先生」というワードを入れてみました。