隔週でお送りしております本コーナーも、スタートから2カ月が過ぎ今回で第6回目となりました。
毎回多数のご投票をいただきまして、厚く御礼申し上げます!
本コーナー担当者は毎回、どちらが票を集めるか予想を立てながらAB案と解説テキストを作っておりますが、予想通りな時もあれば意外な結果になることもあり、皆さまの声をお聴きすることの重要性を日々感じております。
どうぞ引き続き、皆さまの忌憚ない一票をよろしくお願いいたします。またこのコーナーが皆さまのお役に立ちましたら、喜ばしい限りでございます。
さて、それでは今回の投票に移りましょう。今回は
女性をターゲットにしたコラムアプリ、という想定で作成いたしました。
いつも通り、是非直感とお好みでお選びいただければと思います。
※クリックすると大きなサイズでご覧いただけます。
【 第6回投票は終了いたしました。投票結果は
第7回投票ページにて公開中です! 】
今回は
「写真を選ぶ際に見るべきポイント」として、
『服装等のスタイリング』をピックアップいたしました。
細かい点ではありますが、特に女性の被写体においては広告の方向性を大きく変化させる要素です。
A案は毛先を巻いた茶髪のロングヘア、すっきりした前髪、淡い色のブラウスなど、
日々の生活でよく見られる「これぞ一般的」といった女性モデルをセレクトしました。ナチュラルで柔らかな女性らしさが多くの人に支持され、鉄板ともいえるスタイルですね。イメージナビでも一定の需要があるため、多くのバリエーションをストックしています。
そんな定番イメージだけあって、こうした素材は
『普遍的な女性像』として特にターゲットを限定しない万人向けの雰囲気を作ることが出来ます。
どんな女性でも自分を重ねやすいので、年齢やライフスタイルによらない幅広い層に訴えたい広告に向いています。
B案はショートカットにジャケットと、ハンサム系のスタイリングのモデルを選びました。
個性や趣味嗜好が伺えるようになるため、
A案に比べて想定されるターゲットの年齢層や趣味嗜好はぐっと狭まり、「20歳前後」「アクティブ」「流行に敏感」などの印象を与えるでしょう。
「30代主婦、テレビを見るのが好き」という方にはあまりピンと来ない可能性が高いですが、「20代学生、趣味はカフェ巡り」という方には共感してもらえるかもしれません。
今回は髪型と服装で差別化しましたが、
メイクやアクセサリー等にもユーザー属性の違いは出てきますので、ターゲットを絞りたい時には細かなスタイリングにもこだわると、より効果が望めるでしょう。
第5回投票の結果はこのようになりました。明るく、子供の可愛らしさが強調されたB案がより票を集めたようです。
子供や犬・猫などに共通の「可愛らしさ」は本能的に好ましく思う(=守りたいと思う)という説もありますので、
子供を被写体に選ぶ場合は思いっきり可愛らしく演出するというのも、有力な選択肢かと思います。
もしも被写体が女性や風景などであった場合、どのような投票になるのかも興味深いですね!