日々燦々と太陽が降り注ぎ、8月を目前に本格的に夏休み日和となりました。
皆様もお出かけの計画など進められているかと思いますが、来月8月11日は祝日、
『山の日』です。
山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という祝日ですが、この日である理由は特になく、お盆休みとくっ付ける事を見越して制定されたのではと言われています。
確かに登山には少し過酷な季節な気もしますが、遠出の際には美しい山並みを臨み里帰りでは山道峠道を通ったりと、いつもよりは身近に感じる機会も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな『山の日』にちなんだクリエイティブで投票を行います。
※クリックすると大きなサイズでご覧いただけます。
登山者の年齢分布では55歳以上が多くを占め、特に60代の方が最も多いというデータから、シニア層に向けた広告をイメージしました。
その上で更に
「どのような属性のシニア層か」を切り分け、2案作成しています。
どうぞ第一印象でお好きな方にご投票ください。
【 第4回投票は終了いたしました。投票結果は
第5回投票ページにて公開中です! 】
今回はA案とB案で使用している素材・コピー・レイアウトは異なるものにしています。
主軸となるテーマを決める際、特に
「ターゲットがどのような生活をしている人々か」という点を深く掘り下げ、それに合わせて構築していきました。
Aは
「夫婦」を主軸に置いた案です。
一人で黙々と上るストイックな登山家と言うよりは、夕飯時にテレビで登山特集を見て
「あらいいわねえ」「たまには出かけてみるか」とお出かけになる、そんなご家族をイメージして構成しています。
個人主義が進む現代、日頃はそれぞれの生活を楽しんでおられるご夫婦に、たまにはまた「二人」でおでかけしませんか、というメッセージを込め、
ナチュラルなシーンに人の関係性にフォーカスしたコピーを載せました。
B案では
「山の爽快感」をメインにしています。
登る方自身のパーソナリティにはあまり触れず、
山の風景や空気感、登頂時の高揚感などを想起させることを目的とした構図・コピーとしました。
ターゲットとしては、ご自身の糧となる特別な体験を好む、
特にアクティブで新しいもの・ことに敏感な方々を想定しています。
近年こうした層が増えており、これまで語られてきた『シニア像』に向けたものとはまた違うアプローチを求められていくと言われています。