各地で夏真っ盛りの今日この頃、待望(?)の夏休みシーズンも間近です。
レジャーや旅行・里帰りなど、ご家族で楽しむ予定を立てられている方も多いと思いますが、近年では「おひとりさま」という言葉が定着して久しく、一人で行動することも人生を楽しむ選択肢として当たり前になりました。
特にハードルが高そうな『ひとり旅』についても、JTBの2017年の調査によると仕事以外でひとり旅をしたことのある人は6割に上り、20代から60代まで幅広い世代の人が自由できままなひとり旅を楽しんでいるようです。
今回はそんな
ひとり旅にフィーチャーした例題を作成いたしました。
まずは早速A案B案をご紹介いたします。
ご覧の通り、今回は「素材」「コピー」「フォント」「レイアウト」のすべてを同じにしています。
違うのは
「素材の切り取り方」、制作現場では『トリミング』等と呼ばれる要素で差をつけました。
A案はロングショット(遠景)、
B案はクローズショット(近景)と大きな違いがあります。
直感で良いと思った方をお選びください。(「女旅」ですが男性の投票も大歓迎です!)
【 第3回投票は終了いたしました。投票結果は
第4回投票ページにて公開中です! 】
では今回も、各案の意図をご紹介いたします。
コピーの通り「女性の一人旅」をテーマにした制作物ですが、
A案とB案では強調されるものが異なります。
A案は素材の元の構図をほとんどそのまま使用しています。
周囲の状況を含んだロングショットにより、「他に誰もいない道をのんびり歩いている」という
「一人旅」のイメージが強調されます。
モデルの全身が写っていることで
客観的な視点となる上、「ユニークな銅像が立つ水場」という
具体性のある情景のため、この場所の紹介やオススメツアーなどの記事と合わせ、
実際の行動を促すアプローチだと効果を発揮するでしょう。
打って変わってB案は周囲の様子はほとんど写さず、足元にぐっと寄ったアップショットです。
女性らしい白いワンピースとサンダルから
「女性向け」という最低限の情報が最大限に際立ちます。
情報を絞り詳細を受け手の想像力・共感力に委ねることで、A案とは逆に主観的に受け取ってもらう効果を狙っています。
エッセイ風の長めのコピーとも相性が良い、
感情に訴える力が強いレイアウトです。
第1回、第2回では使用する材料によるアプローチの差を検証してきましたが、今回は料理の仕方だけで変わる表現をご紹介いたしました。
トリミングは
同じ画像でもまるで違う印象を与えることが出来るテクニックですので、今回のようなABテストのみならず、バリエーションの作成にも役立ちます。
なお、イメージナビで画像をお探しの際は、画像詳細画面の「トリミング」から
切り取ったイメージをその場でお試しいただけます。
しかも
切り取り方によっては割引もつく、例えば今回のB案サイズまで切り取った場合は定価の30%引きでご購入いただけるというお得なサービスもございます。
是非一度お試しください!(ちょっとだけアピールさせていただきました…)
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RFトリミング割について
★RF画像の一部素材(約278万点)が対象となりますので、検索画面では左側の『詳細条件』で対象商品のみに絞り込むのをオススメします。