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imagenavi CREATIVE VOTE
いつもイメージナビをご利用いただきありがとうございます!
イメージナビでは、デザイナーや販促担当者として働く皆さまのご意見を『投票』という形式で集め、「どういう広告が「良い広告」なの?」という、販促担当なら誰しもが知りたい点について考えてまいります。

第2回は「被写体の選択」について、皆さまからのご意見をお伺いしたいと思います。
第2回 やっぱり人物?それとも静物? 被写体の選び方
第1回「CREATIVE VOTE」では多くのご投票を頂きありがとうございました!
前回は、大学生に向けた就活サイトのディスプレイ広告を想定し、「フォントのセレクトとレイアウト」の違いによってどのように印象が変わり、どちらがよりクリックしたいと思うか、というAB投票を行わせていただきました。
前回の結果と分析は、ページの最後でご紹介していますので、是非最後までお付き合いください。

さて、前回はフォントの構成の違いを比較しましたが、今回は「被写体の違い」による効果を検討していきます。
高齢化社会と称されて久しい日本、平成29年1月の人口推計では、65歳以上の人口が全体の44.9%を占める結果となりました。平均寿命が延びている今、まだまだ先の長い人生をいつまでも元気に過ごしたい!と考える人は、どの世代であっても少なくはないことでしょう。
そんな背景から『健康志向』が支持される昨今をイメージして、今回は「野菜ジュース」の広告を想定いたしました。

雑誌の1ページやテレビCMで、あるいは実際の売り場POPなどで見かけたとき、次のAとBでしたらどちらがより興味を引くでしょうか?
AとBのどちらがより「クリックしたい」と思うでしょうか?
詳しく見てみたいと思った方をお選びください。(ニンジンは嫌い!という方は申し訳ありません…)
【 第2回投票は終了いたしました。投票結果は第3回投票ページにて公開中です! 】
では前回同様、各案の意図をご紹介いたします。
今回は「コピー・フォント・レイアウトは同じで使用素材が違う2案」で作成しており、「この商品のどんな点をアピールするか」を軸に素材を選択しています。
アクセントライン
A案の制作意図図解
A案
使用素材:22407997
使用フォント:DSまごころ Bro.2
A案は「材料にこだわった野菜ジュース」をイメージして素材を選びました。
野菜を大きく写した構図によって『野菜ジュースそのもの』に焦点を向けることとなり、「素材の良さ」や「高品質」などを強調したい高級感重視のアプローチに向いています。
また、周囲が白い布で覆われていることで余計な情報が限りなくカットされており、メインの被写体をより強調することのできる素材を選択しましたが、もしオーガニックなイメージを強調したければ、木目や土など、畑の要素を加えても良いでしょう。
●例えばこんな素材
A案バリエーション01A案バリエーション02
B案
使用素材:11573310
使用フォント:DSまごころ Bro.2
こちらは「効き目がありそうな野菜ジュース」をイメージしました。
実際に野菜ジュースを飲むお年寄りというシチュエーションを採用することで、「毎日気軽に飲めそう」「健康によさそう」といったその商品の具体的な使用シーンや効能を感じさせるアプローチです。やや価格帯が抑えめの、幅広い年代に向けた健康食品に向いているでしょう。
なお、同様の画像素材であっても、被写体が女性の場合は「美容に効きそう」子供の場合は「体を作るのによさそう」等、伝わるイメージが変わってきますので、商品のターゲットと与えたいイメージに合わせて選択する必要があります。
●例えばこんな素材
B案バリエーション01B案バリエーション02
B案の制作意図図解
アクセントライン
さて、今回の投票では、想定商品の価格帯やターゲット年齢層などの詳しい前提条件を提示いたしませんでした。
これは「CREATIVE VOTE」を皆様と作るABテストライブラリーにしたい、という意図があります。

本コーナー担当者も日々販促には頭を悩ませておりますが、特に「今世の中ではどんなものが求められているんだろう?」という疑問は、どんなプロジェクトを手掛けていようと必ず湧きあがります。

猫派なのか犬派なのか。
和食なのか洋食なのか。
女性はつやつやロングか、活発なショートカットなのか。

時代ごとに常に様変わりしていくこの永遠の課題に対する一つの解として、販促担当者でありながら実際の消費者でもある皆さまのご意見から「今の世間の本音」を見出し、「よりよい広告表現」を探っていく。
「CREATIVE VOTE」は、そんな価値ある場にしたいと思っています。

皆さまの一消費者としての素直なご意見が、我々やどこかの販促担当者の貴重な後押しとなります。
 「やっぱり単純に第一印象の強いものの方が触れてもらえるのかもしれない」
 「もしかするとお手軽さよりも高級感が求められているのかもしれない」
そんな、皆さまのクリエイティブの手助けとなれるコンテンツを目指してまいりますので、どうぞ引き続きよろしくお願い申し上げます。
前回の投票結果
第1回投票結果
第1回投票の結果はこのようになりました。A案の方が票を集めたようです。
前回の解説通りAは「写真のビジュアルに合わせた構成」、Bは「コピーに合わせた構成」でしたので、全体の第一印象によって選択された方が多かったのかもしれません。「スマホでネットサーフィン中に表示されたバナー」という前提もありましたので、なおのこと『パッと見で目についたイメージ』の力が左右したのではないでしょうか。
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