イメージナビが提供するSDGsオリジナル写真コンテンツ。
今回、そのロケ地としてご協力いただいた「小樽堺町通り商店街」はレトロな建物が立ち並ぶ
歴史情緒溢れる小樽観光のメインストリートです。
古き良きものを大切にするこの街の精神は、サステナブルにも通じます。
新型コロナウィルスの流行により、観光客激減という打撃を受ける中、
地域活性のために明るく前向きに新たな取り組みを進めるこの商店街の魅力をたっぷりご紹介します。
イメージナビが提供するSDGsオリジナル写真コンテンツ。
今回、そのロケ地としてご協力いただいた「小樽堺町通り商店街」はレトロな建物が立ち並ぶ歴史情緒溢れる小樽観光のメインストリートです。
古き良きものを大切にするこの街の精神は、サステナブルにも通じます。
新型コロナウィルスの流行により、観光客激減という打撃を受ける中、地域活性のために明るく前向きに新たな取り組みを進めるこの商店街の魅力をたっぷりご紹介します。
きっかけは、私たち制作チームのディレクターと
小樽堺町通り商店街にある老舗昆布屋の店主が古い友人であることから始まりました。
ディレクターとロケ地を決める打ち合わせをした時、
目の前に差し出されたのが小樽堺町通り商店街の店内で撮影された自主制作の「全力中年カレンダー」。
そこには商店街のアイドルとしても活動している上半身裸の中年男性3人。
その1人が老舗昆布屋の店主でした。
その数日後、店主とお会いし、ロケ地協力の相談をしつつ、
観光客減の現状やアイドル活動の背景などのお話をうかがいました。
苦しい状況の中でも、商店街全体で支え合い、
たくさんの人にまた小樽に戻って来てもらえるような、
明るい発信を絶やさず続けていることが印象に残りました。
その時私たちは、商店街の皆さんが受け継ぎ大切に守ってきたロケーションを
撮影の中で最大限活かすことに加え、
写真を通してこの商店街の魅力を発信するお手伝いが出来ないだろうかと思ったのです。
商店街のポスターに「笑う街には福来たる!」とコピーが入っています。
そんな笑顔溢れる小樽堺町通り商店街の皆様に、たくさんの感謝を込めて。
きっかけは、私たち制作チームのディレクターと小樽堺町通り商店街にある老舗昆布屋の店主が古い友人であることから始まりました。
ディレクターとロケ地を決める打ち合わせをした時、目の前に差し出されたのが小樽堺町通り商店街の店内で撮影された自主制作の「全力中年カレンダー」。
そこには商店街のアイドルとしても活動している上半身裸の中年男性3人。
その1人が老舗昆布屋の店主でした。
その数日後、店主とお会いし、ロケ地協力の相談をしつつ、観光客減の現状やアイドル活動の背景などのお話をうかがいました。
苦しい状況の中でも、商店街全体で支え合い、たくさんの人にまた小樽に戻って来てもらえるような、明るい発信を絶やさず続けていることが印象に残りました。
その時私たちは、商店街の皆さんが受け継ぎ大切に守ってきたロケーションを撮影の中で最大限活かすことに加え、写真を通してこの商店街の魅力を発信するお手伝いが出来ないだろうかと思ったのです。
商店街のポスターに「笑う街には福来たる!」とコピーが入っています。
そんな笑顔溢れる小樽堺町通り商店街の皆様に、たくさんの感謝を込めて。
引用:小樽堺町商店街公式サイト
堺町通りとは? 小樽堺町通りは、小樽運河にほど近い小樽観光のメインストリート。明治・大正期からの歴史的建造物や古民家を再利用した店舗が多く立ち並び、小樽硝子をはじめとする工芸品店はもちろん、テイクアウトグルメ、海鮮、スイーツなどを楽しめる飲食店や土産物店も多く、小樽の魅力が凝縮されたエリアです。 |
引用:小樽堺町商店街公式サイト |
堺町通りの恒例イベント 堺町通りでは商店街が主催する季節のイベントも多く開催されています。夏には風鈴の音色が商店街中を包む「ゆかた風鈴祭り」が開催されるほか、2021年10月には「昭和レトロな秋のスイーツ祭り in 堺町」や「オタルスイートハロウィン」を開催。商店街全体をアトラクションととらえ、訪れた人に楽しんでもらう体験型イベントが豊富なのも堺町通りの魅力です。 |
コロナ禍の中での取り組み 新型ウイルスの感染拡大で観光業への影響が大きい中、堺町通り商店街も例外ではありません。そんな苦境をユニークなポスターで表現したり、商店街発の中年アイドルを結成する等、大変な中でも明るく前向きな発信を続けています。 |
堺町通りとは? 小樽堺町通りは、小樽運河にほど近い小樽観光のメインストリート。明治・大正期からの歴史的建造物や古民家を再利用した店舗が多く立ち並び、小樽硝子をはじめとする工芸品店はもちろん、テイクアウトグルメ、海鮮、スイーツなどを楽しめる飲食店や土産物店も多く、小樽の魅力が凝縮されたエリアです。 |
堺町通りの恒例イベント 堺町通りでは商店街が主催する季節のイベントも多く開催されています。夏には風鈴の音色が商店街中を包む「ゆかた風鈴祭り」が開催されるほか、2021年10月には「昭和レトロな秋のスイーツ祭り in 堺町」や「オタルスイートハロウィン」を開催。商店街全体をアトラクションととらえ、訪れた人に楽しんでもらう体験型イベントが豊富なのも堺町通りの魅力です。 |
引用:小樽堺町商店街公式サイト |
コロナ禍の中での取り組み 新型ウイルスの感染拡大で観光業への影響が大きい中、堺町通り商店街も例外ではありません。そんな苦境をユニークなポスターで表現したり、商店街発の中年アイドルを結成する等、大変な中でも明るく前向きな発信を続けています。 |
利尻屋みのや | 奥野商店 | 大正硝子くぼ家 |
利尻屋みのや
「利尻屋みのや」は小樽堺町通り商店街に本拠地を置く小樽唯一の昆布専門店。お店を訪れると店員さんが美味しい昆布茶を試飲させてくれるのが「利尻屋みのや」流のおもてなしです。
「お父さん預かります」小樽を訪れたことがあるなら、この看板が印象に残っている方も多いのではないでしょうか。家族のショッピング中に、退屈しているお父さんを預かる休憩所も兼ねてとこの看板を掲げました。
店内には主力の昆布商品のほか、お塩やわかめスープなど、見ているだけで楽しい商品がずらり。
今回お話をうかがった社長の蓑谷さん。昆布のエキスパートにして小樽堺町通り商店街の青年部会長を長年務められてきました。実は商店街発の中年アイドルという一面も…。チャーミングな活動の詳細はページ最終章「明るいアイドル活動」をご覧ください。
蓑谷さん曰くダントツの二番人気だいう「アラジンの秘密」。身体によいとろみ成分を豊富に含んだ三種の昆布をブレンドした旨味たっぷりの粉末です。お味噌汁に入れて混ぜるだけで昆布の豊かな風味となめらかなとろみがプラスされます。
一番人気は「湯どうふ昆布」。発芽3〜4ヶ月の昆布を特別に摘み取ったため、若い昆布ならではの柔らかい食感と風味を楽しめます。筆者も湯豆腐の出汁として入れてそのまま昆布も一緒にいただきましたが、とろけるような柔らかさに驚きました。小さいお子様にも食べやすい一品です。
核家族化や共働き世帯の増加で出汁文化をはじめとする日本人の豊かな食文化が失われつつある昨今。若い人にも昆布や出汁の美味しさをお店を通じて感じてもらえればと蓑谷さんは語ります。
昆布や小樽への熱い思いと共に常に遊び心も忘れない蓑谷さん。商店街を訪れた人に楽しんでもらおうと独自開発のおみくじも設置しました。全100種類あるその内容は普通のおみくじとは一味違います。
今年9月には東京・巣鴨への進出を果たし、10月には新商品のお塩の発売も控える「利尻屋みのや」。コロナ禍の中、立ち止まることなく前向きなチャレンジを続ける姿勢は商店街全体の活性化にも繋がっています。
蓑谷さんから一言「小樽にぜひ遊びに来てください!」
利尻屋みのや 大正クーブ館 〒047-0027 小樽市堺町2-20 ☎0134-31-4014 http://otaru-sakaimachi.com/利尻屋みのや大正クーブ館/ |
奥野商店
「奥野商店」は明治期から130年続いた金物卸の奥野商店を再活用し、大正硝子館を運営するアートクリエイトさんが昨年2月にオープンしました。“捨てない暮らしの生活道具屋”をコンセプトに、昭和レトロなキッチン用品や生活雑貨、北海道をはじめとする作家さんのハンドメイド作品、そして店員さんが考案したオリジナル商品も販売しています。
店内に入るとまず目を引くのがたくさんのカゴ雑貨。インテリア好きなら必ず足を止めてしまいます。
お客さんに一番人気だというキッチン雑貨コーナーにはレトロなアイテムがずらり。
前身の奥野商店から引き継いだ昔懐かしい商品は在庫限りとのこと。気になる方はお早めに。
初めてお店に伺った時から私たちが気になっていたのが、牛乳パックを再利用したバッグやポーチ。こちらは「奥野商店」のオリジナル商品で、店員さん自ら手作りしている一品です。
こんな風に手で何度も揉みこんで、柔らかくしてから縫製しているとのこと。根気のいる作業です。
こちらは店員さんが新聞紙で作ったショップバック。新聞紙のインク移りを気遣い、敢えて取っ手部分は専用の厚紙を使用しています。
牛乳パックや新聞は通常古紙再生される素材ですが、ファッション雑貨やノベルティとしてアップサイクルするという考え方がとてもポジティブ&エシカルですよね。
パッケージを活かしたキャッチーな見た目の可愛さと防水性を兼ね備えた牛乳パック製の商品は、現在開催中の「#MY昭和レトロ」フォトコンテストの賞品にもなっているので、気になった方はぜひ応募してみてくださいね。
店長の布施さんは自然体なお人柄と快活なお話しぶりが印象的な方でした。「観光客の方はもちろん、地元の方が散歩がてら来てくれることも多いです。立ち寄ってもらってそのまま世間話になることもありますよ。」と地域やお店への愛情たっぷりに語ってくださいました。
小樽市民にも愛される“捨てない暮らしの生活道具屋”さん。掘り出し物を見つけにぜひ訪れてみてください。
布施さんからの一言「コロナがおさまったら、絶対遊びに来てください!」
奥野商店 〒047-0027 小樽市堺町3-22 ☎0134-34-2711 |
大正硝子くぼ家
明治40年に建造され、小樽歴史的建造物として指定される建物で営業しているのが甘味処「大正硝子くぼ家」です。その前身は1985年創業の小樽の名喫茶・さかい屋。たくさんのファンに惜しまれながら2016年に閉店した同店を前述のアートクリエイトさんが受け継ぐ形で再開したのがはじまりでした。
歴史あるレトロな空間で味わえるのは昔懐かしい喫茶メニュー。中でも私たちの目を引いたのは、シックなメロン柄のグラスが印象的なこのメロンソーダフロートです。メロンソーダの明るいグリーンカラーと小樽硝子の美しさを同時に楽しめる点が魅力だと、同店を運営する池田さんは語ります。
気さくで親しみやすいお人柄の池田さん。でもそれだけにとどまらない池田さんの秘めた情熱はこのあと少しずつ判明します。
「大正硝子」の名を冠したくぼ家では、このように店内のドリンクやスイーツを小樽硝子の器でいただくことができます。ひとつひとつが手作りで製作されているため、すべてが一点もの。グラスに込められた世界観に浸るもよし。表情の違いを楽しむもよし。ハンドメイドならではの温かみが、小樽で過ごすティータイムをより豊かにしてくれます。
隣接したショップでは商品の購入も可能です。
展示品のジャック・オー・ランタン。秋の商店街を彩る予定です。
さかい屋時代から愛されてきたレトロな空間もさらに進化しています。店内に置かれた調度品は「くぼ家」としてスタートしてから少しずつ集められたもの。中には社員さんのご自宅から見つかった貴重な電化製品も。
建物、インテリア、そして食。「くぼ家」が提供するこれらの要素が、小樽ならではのレトロ文化を凝縮したこの味わい深い空間を形成しています。
アートクリエイトさんは、大正硝子館や奥野商店、そしてこのくぼ家をはじめとする店舗運営にとどまらず、地域の街づくりやイベント運営に広く携わってきました。そうして培ってきた同社ならではのネットワークを生かした新しいチャレンジもこれから始めたいと語る池田さん。小樽には魅力的な観光資源がたくさんあるものの、まだまだ知られていない現状を打破すべく、それぞれの魅力を繋ぐ観光ビジネスを企画中だそうです。穏やかなお人柄からにじむ小樽への愛情と情熱に接し、今後のアートクリエイトさんの動きにも目が離せません。
池田さんから一言「小樽硝子をはじめ、小樽にはここにしかない独自のレトロ文化がたくさんあります。ぜひ実際に味わいに来てください。」
大正硝子くぼ家 〒047-0027 小樽市堺町4-4 ☎0134-31-1132 http://www.otaru-glass.jp/store/kuboya |
小樽堺町通り商店街発の中年アイドル「一方通行」をご存じですか?昔懐かしい昭和のアイドルにインスパイアされた赤・青・黄色の担当カラーで、お揃いのバンダナとリストバンドを身にまとい、商店街とYouTubeを中心に活動する三人の男性たち。
その正体は、小樽堺町通り商店街をアピールするために立ち上がった正義の使者…ではなく、商店街の店主たちなのです。
厳寒の小樽で上半身裸で撮影に挑んだ「アイドルカレンダー」やイベントでのサイン会、さらに小樽都通り商店街(つまり彼らの所属とは別の商店街)が主催するラジオドラマでの声優デビューなど、その活躍はとどまることを知りません。
毎週火曜のYouTubeライブでは、見ていて和むゲーム企画から防災企画まで、幅広いテーマを配信中。一度見るとクセになる…なんだか応援したくなる…。
コロナ禍にあっても明るい発信を続ける中年アイドル「一方通行」の今後の活躍に乞うご期待です。
仲睦まじい宣材写真 | 「一方通行」初の公式カレンダー | この夏の一大イベント「オタルンピック」 |
今回の小樽ロケで撮影したイメージは下記よりご覧いただけます。
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