現代でも最も敬愛される王であるラメセス2世の第一王妃で、エジプト三大美女の中では唯一の純粋なエジプト人とみられています。
大勢いたとされるラメセス2世の妃や側室の中でも格別の寵愛を受け、壁画においても常に王に付き添い、王と同じ大きさに描かれるという類い希な存在です。ラメセス2世の即位後24年でネフェルティティが逝去した際には、ラメセス2世が「愛する者はただ一人」という悲しみの詩を寄せています。

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参照元:『古代エジプトの歴史』山花京子/慶応義塾大学出版会、吉村作治のエジプトピア(http://www.egypt.co.jp/