秋になると、様々なメディアで “秋のレシピ特集” や “美味しいスイーツ” のお店やメニューなどが取り上げられ、食欲がそそられますよね。そして、料理写真で重要になってくるのが、ビジュアルの美しさです。
野菜や果物の瑞々しい発色、調理過程で起きるシズル感、器やリネンに拘ったテーブルコーディネート。これらの視覚的効果により、料理写真を使って、季節感を演出することも出来るのです。
今回は、優れたセンスに定評のあるヨーロッパの料理専門ブランドから、秋の味覚7枚を選んでみました。特集ページや季刊誌などの季節を演出するメインビジュアルとして、コンテンツに彩りを添えてみませんか?
とにかく種類が豊富なきのこ類。料理のバリエーションも数多く、毎日の献立にも取り入れやすい食材ですね。きのこの魅力はなんと言っても、火を通した時の香ばしい薫り。上の写真を見ただけで嗅覚も刺激されてきます。この薫りが、秋の味覚の代表格とも言えるでしょう。
イメージナビには、松茸ご飯、きのこスープ、きのこのホイル焼き、マッシュルームピザ、焼き椎茸などバリエーションに富んだきのこ料理写真が揃っています。
秋の味覚の中で、女性に大人気の栗。その中でも期間限定販売や専門店まで出来ているモンブランは、ここ数年ブームにもなっているスイーツの王道です。上の写真のように器を変えるだけでも、秋の装いの演出になりますね。栗の魅力は和洋で使える食材であるということ。栗ぜんざい、栗きんとん、栗羊羹、マロンパイ、マロンタルトなどの写真が数多く揃っていますので、特集や冊子などで、まとめて写真をお探しの方におすすめです。
やさしい甘味とほくほくとした食感が魅力のかぼちゃ。βカロテン含量が多く、皮膚や目の角膜、胃の粘膜を健康に保つ効果があるそうです。また、10月はハロウィーンもあるので、SNSでもかぼちゃ料理をたくさん見かけることでしょう。上の写真のようにかぼちゃを器代わりにして、サラダを盛り付けるのも映えますよね。もちろんかぼちゃそのものを生かした、パンプキンスープ、パンプキンスフレ、かぼちゃのリゾットなどの写真も揃っています。見た目に拘る写真はいかがでしょうか。
洋梨には、糖アルコールの一種であるソルビトールが含まれ、便秘や腸内環境を改善する効果が期待出来るそうです。ビタミンなどはあまり含まれていないため、デザートや間食として食べるのがおすすめのようです。
上の写真のように、並べるだけでも形が決まるので、アレンジのアイデアとして写真を眺めるだけでも参考になりそうですよ。フルーツタルト、コンポート、洋梨プディングなど、食後のデザートに真似してみたくなる写真が多数揃っています。
昔から石焼いもとして、広く愛されてきたさつまいも。近年では、種類も増え、スイーツの原料としての付加価値が高まっています。また、未来の宇宙食と言われるほどに豊富な栄養素も注目されています。上の写真で、そんな素朴な懐かしさと豊富な種類を実感します。さつまいもチップス、大学芋、スイートポテト、マッシュポテトなど、シンプルでありながら素材の美味しさがそのまま伝わる料理が多いです。
日本人が最もよく食べる魚と言われる鮭。一年中店頭に並び、調理方法のバリエーションも豊富です。この時期に水揚げされる秋鮭は、産卵前のため身が引き締まっていて脂分が控えめであっさりしているので、バターやオイルで調理したものが向いているそうです。上の写真の、サーモンとアボカドのタルタルの他、鮭のムニエル、カルパッチョ、ブロッコリーと鮭のクリーム煮など、野菜と組み合わせた料理写真は、彩りもよく、視覚で満たされるのです。
いちじくは「不老長寿の果物」と呼ばれるほど、豊富な栄養素を含んでいます。カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル、女性ホルモンに似た働きをする植物性エストロゲン、ポリフェノールの一種アントシアニンなど、これだけ見てもすぐに取り入れたくなりますよね。栄養素を効率よく摂るためには、生で食べるのが良いそうですが、上の写真のように、ジャムにするとシズル感が増して食欲もそそられます。とにかく色も形も可愛いので、フォトジェニックな写真が多数ありますよ。