1922年11月4日、王家の谷にある墓から死後3200年の時を経て光り輝く黄金のマスクが発見され、世紀の大発見となりました。ツタンカーメンは、父・アメンヘテプ4世のアマルナ革命によって起きた混乱の時代を隠すために歴史から抹消されていたため、多くの墓が盗掘の被害に合う中で奇跡的に被害から逃れることができました。発掘関係者が次々と急死したことから「ファラオの呪い」が噂されるにいたり、その神秘性から古代エジプト文明を象徴するエピソードとして語り継がれています。