« 前の記事 | 次の記事 » | イメージナビMAIL TOPへ

2015年07月29日

vol.313 メルマガ限定スペシャルエディション「涙にまつわるエトセトラ」

今回のメルマガは、いつもと趣を変え、小ネタもまじえつつ『涙』の写真素材をご紹介。

目に栄養を届けたり、ドライアイの防止、角膜保護のために常に一定量分泌されている涙。 玉ねぎを刻んだ時やゴミが入った時、体に大きなストレスがかかったときに出る涙。ウミガメが産卵時に流す涙もこれ。 喜怒哀楽など感情の高ぶりに伴って流れる涙。感情は他の動物にもあるのに、この涙を流すのは人間だけだとか。

もらい泣きは、前述の3 つの涙のうち『情動の涙』に分類される涙で、その名のとおり共感によって溢れてきます。 よく、年をとると涙もろくなると言いますが、それは様々な人生経験により人の気持ちを察する能力が向上し、共感しやすくなるからです。だからもし、あなたがもらい泣きしやすい人なら、それは積み重ねた経験が優しさとして結実した証拠。あなたは素晴らしい人なのです！

人は交感神経が優位なとき緊張した状態となり、副交感神経が優位になっているときリラックスした状態になります。自律神経を意思でコントロールすることはできないのですが、涙には、この副交感神経が優位な状態へと自動的に切り替えるすごいチカラがあるそうです。ということはつまり、リラックスしたいときには、コメディより泣ける映画を見たほうがいいってことですね。 女性はよくわかると思いますが、泣いた後ってすっきりしますよね。それはストレスの要因物質が涙と一緒に排出され、さらに鎮痛作用のある物質が脳内に分泌されるからなんです。ストレスは免疫力を低下させ、寿命にも影響する可能性が。だから男性も「男は泣かないもの」なんて言わずに泣きましょう。そう、キミは泣き虫なんかじゃない。生きることに貪欲なだけさ！