ネフェルティティは後に王となる宰相アイの娘という説と、ミタンニ王国の王女という説の二つがありますが、名前の「やってくる」という表現から後者が有力です。彼女のアテン神信仰がアクエンアテン(アメンヘテプ4世)に影響を与え、アマルナ改革を引き起こしたとも言われています。アクエンアテンとの間に6人の王女をもうけ、その一人アンケセナーメンが異母兄弟であるツタンカーメンの王妃となりました。夫の死後も存命し、ツタンカーメンの世代でも強い影響力を持ちました。